2008年05月27日

生物学研究者

biologist

生物学研究者とは、地球上に生息する生物の生命現象を、

その起源や進化の過程を踏まえ、科学的に解明していく、

学問のことで、研究対象によっては遺伝学、解剖学や、

動物学、植物学、分子細胞学など、非常に多くの、

分野に分かれているようです。現在最も注目を浴びている、

生物学の分野は、SARSの流行で脚光を浴びた免疫学や、

バイオインフォマティクスに関する遺伝子学です。又、

地球上の生物の種類は、1千万種を越えると言われます。

それら様々な生物が、どのように生きているのか、

体の仕組みはどうかなど、無数の問題の中から自分の、

テーマを選んで研究をするのが、生物学研究者です。

大学で、無脊椎(むせきつい)動物が、どのようにして、

(脊椎動物)に進化したのかを探る生物学研究者を例にとれば、

背骨になると思われる遺伝子をニワトリから取りだし、

海の無脊椎動物の(ホヤ貝)の卵に注入して変化を、

観察する研究をしてます。命ある物をあつかう実験は、

手際よく進める必要がありますが、1度の実験で思った結果が、

出るものではありません。実験は、夜遅くまで忍耐づよく、

繰り返されます。 公的研究機関で、池の水に住む微生物を、

調べる研究者の場合は、テーマは、生物にとって住みやすい、

環境とはどういう場所かです。4人でチームを組み、

池の水やプランクトン、土などのサンプルを採取し研究室で、

プランクトンの種類や数、また池の水に含まれる成分などを、

分析しています。実験データを整理し、他の研究者の意見を、

聞いたりして、集めたデータの正確さの確認を繰り返します。

数量のミスは、研究を台無しにします。 採集や実験は、

おこなわず、古い文献や標本によって、植物の分類に、

関する研究をする研究者もたくさんいます。研究成果は、

必ず論文にまとめ発表します。大学で働く研究者の場合は、

学生を教育することが加わります。生物学研究者になるには、

高度な専門知識が求められるため、大学の理学部などを卒業し、

さらに大学院の修士課程や博士課程で学ぶのが一般的です。

生物学研究者は、大学や公的研究機関、民間研究機関などで、

様々な専門分野に分かれて研究をおこなっています。

研究を重ねて得た成果を、論文にまとめて広く公表し、

高く評価されることが、生物学研究者としての、

キャリアアップにつながります。具体的な研究先としては、

中学、高校、大学の教員や製薬系の企業などと、

病院研究施設などに研究員として就業するようです。


独立行政法人 国立環境研究所

〒 305−8506 茨城県つくば市小野川16−2

029−850−2314 FAX 029−851−4732

H.Pアドレスhttp://www.nies.go.jp/
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